【連載】知ってた？ベトナム流裸の付き合いのしかた。〜女子大生が世界一周を仕事にする話（６）〜
世界一周も６日目になり朝日を見に行こうか
という余裕も出てきたわたし。
肝心の日の出はというと、
ここでも雨女パワーは衰えず
見事に曇っていました笑
でも朝焼けは綺麗でした。
東南アジアのゲストハウスといえば
安い＆汚い
イメージしかなかったわたしですが、
ニャチャンで宿泊していたここのゲストハウス
はとっても親切でした。
スタッフはみんな気さくだし
壁や屋上にはおしゃれなかざりがちょくちょく見受けられ
これはあとから気がついたのですが
かなり欧米人にウケるつくり。
ヨーロッパなどの安宿を模した
バックパッカーが好む雰囲気。
朝食もついていて、
パンかフォーが選べます。
宿のスタッフのお姉さんと少し話して
今日の予定決まってないの、
と言ったらオススメを教えてくれました。
あの市場は高いからこっちね、
郵便局はどう？
ポストカードが買えるわ、
はい、自転車貸してあげる。
暑いから気をつけて、
帽子はある？
あ、泥温泉は行った？
絶対満足できると思うわ、予約してあげようか？
…至れり尽くせりである。笑
ちなみにここまで全部英語なので
わりと聞き取るの必死だったり。
結局午後から時間を持て余していたので
泥温泉にチャレンジすることにしました。
わくわくしながら泥温泉の迎えのバスに乗り
いざ！湯船！笑
しかし…
受付に到着するなり
あ、1人ですか？
このひとね、1人のひと。
はい、あなた1人ね、これチケット。
そんなに1人1人連呼しなくても！涙
わたしだってできるならそりゃ
誰かと一緒にわいわい来たかったさ。
でも別に温泉なんだから
一人でゆっくり楽しんだっていいじゃない！ね？
でもね、中に入ってみてわかりました。
一人？！って驚かれた意味。
引用：vietnam.navi.com（ベトナムナビ）
さて、そろそろみなさんお察しの通り
ここからが、余計1人で
さみしい思いをすることに。笑
泥温泉は画像のとおり、4～5人入れば
いっぱいくらいの小さい浴槽が
いくつも点々としていて、さらに
温泉の敷地には係員がいて
どの浴槽に入るかを指定してくる。
案内されたのは、
家族っぽい4人組の韓国人が既に入ってる浴槽。
ああ、なんとも言えないこの微妙すぎる空気…
一刻も早く出たい、けど
あまりにも早すぎても失礼かもしれない
いや、ここはそういうの気にせず
さっと出るのがいいのかそれとも
あああああああああああ（心の叫び
お互い微妙な空気の中で
全く知らない人と意味わからない裸の付き合い
（水着は着てます）
これがベトナム流ってやつなのか。
移動した次の浴槽ではスイスから来たという
ご婦人二人と一緒になり、
こちらは英語が通じたので少しだけおしゃべり。
ちょっとばかし余分すぎるレディーのお肉が
ぷよぷよっと泥から浮かぶのを見ながら
なんだか不思議な気持ちになりました。
泥温泉…なんともいえない異文化でした。
でも顔はめっちゃつるつる
帰りの送迎バスがいっぱいだったおかげで
わたしだけひとりタクシー手配してもらえて
一番最後にちょっとだけ一人で良かったなと思いつつ
ゲストハウスへ戻ったのでした。
名残り惜しみつつニャチャンと別れて
再び、寝台バスへー！
今度は窓ガラス割れませんように。笑
旅は続く。
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