【連載】眠れない夜行バス〜女子大生が世界一周を仕事にする話(4)〜
ふははは今日でホーチミンともおさらばじゃ!!!
こんなにぼったくられた街二度と来るか!!!!
(ちなみに二ヶ月後に舞い戻ってくる)
と悪態つきながらぼったくり宿をチェックアウトして
朝ごはんの定番「バインミー」をほおばる。
一緒に写っているのはベトナムコーヒーで
これがまためっちゃくちゃに甘い。
コーヒーの中に練乳をぶちこんでる。
ただでさえ暑いのにどうして余計
喉乾くようなもの飲むんだろう…
と思いながら滞在三日目にしてすでにはまっていた味
このサンドイッチ普通にサブウェイの一本分くらいある
(通常それを日本では半分に切って出してる)
※元店員
最後に観光したのは中央郵便局
どうやらベトナムの古切手は
独特の絵のタッチと色使いから
一定の人気があるらしいという情報を前日に仕入れたものの
いざ郵便局で見てみたら種類多すぎて分からず
適当に数枚買って退散。
バイヤーまでの道のりは遠い…
そして、旅中に連絡が来て
急遽取材を受けることになりました。
ベトナムで働いていて
(現在はカンボジアでフリーをしているそうです)
個人的に旅の情報を発信しているから動画を撮影させてくださいとのこと
恥を承知で公開しますよ?
えいや!
わ…わたし若い…w
そんなこんなしてたらあっと言う間に
ホーチミン最終日は終了。
予約していた夜行バスで
次の街まで移動することになりました。
初めての海外での夜行バス…
どきどきしないはずがない!!!!!
いざ!!!
って…え?
なにこの快適さ!!!!!
座席は三列になっていて上下に二段。
前の人のあたまの下に自分の足がはいるくらいの傾斜
超超超広々してる!!!!!!!
エアコンもちょうど良い具合だし
なんかこれ…
名古屋ー東京間の夜行バスより
300倍くらい快適じゃん!!!!!!
ただ、なんでこんな怪しい紫色の照明なんでしょうか笑
ちなみに消灯までの時間
さらに怪しいベトナム人の若いお姉さんが
くねくね踊る映像が前のテレビで流れてます。
サービスのつもりなんだろうか。
初の夜行バスは想像以上に快適で
このまま次の目的地「ニャチャン」まで
一直線♪と思っていたその時
がっしゃーん!!!
バリバリバリバリバリバリ…
と左前方からものすごい音が。
事故かと思って飛び起きたものの
バス本体に衝撃はなく
なんなら一時停車したあとそのまま走り続けるバス。
「??!?!?!」
左側をひょいとのぞくと
わたしの寝ていた座席のちょうど反対側の窓が
見るも無残にバッキバキに割れていた。
状況が飲み込めないまま
バスが走り続けること15分…
やっと道の駅みたいなところに停車したので
バスを降りて外に出てみると
運転手さんがあたまを突っ込んでいる部分の窓ガラス、全滅しとります。
結局割れた部分はそのまま
ダンボールとガムテープで補強。
30分ほどの適当な補修のあと
そのままバス発車。笑
よく見たら通路もガラスの破片だらけ。
うおほい
危ないなこれ
結局、せっかくエアコン付きのバスに乗ったのに
割れたところから外気と虫が入りまくり
あんなに感動した快適さはどこへやら。
さよなら、わたしの良質な睡眠。
後から聞いたところによると
おそらくいたずらで石でも投げられたか
何か飛び出たもの(枝とか電柱とか?)に
ぶつかったんだろうとのこと。
…そんなことある?笑
こうしてバスは次の目的地「ニャチャン」目指して
ひた走る…のでした。
旅は続く。
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